ケータイだけじゃない。心臓ペースメーカーも!「おくだけ充電」の最前線

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このブログではやたらと「おくだけ充電」の話題を取り上げる事が多い。
ひとえに僕が面倒くさがりやだからだ。

パッドの上に置くだけで充電が始まるQiはもはや僕にとっては欠かせないインフラの一部だ。

最近では、木製の充電パッドが発売されるなど業界も盛り上がり始めているようだ。
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シャレオツ!

シャレオツ!

 

そんな非接触充電、過去の記事では「車のおくだけ充電」なども取り上げたが、
他にも様々な分野で開発が進んでいる。

例えば、非接触充電方式の心臓ペースメーカーの開発が進んでいるそうだ。

心臓ペースメーカー

心臓ペースメーカー

現在使われているのは、普通の一次電池を使用しているペースメーカーだが、もちろん電池には寿命がある。
非接触充電できるペースメーカーが出来れば、例えば検診の度に充電してもらうなど簡単にメンテナンスが出来るようになる可能性がある。

他に興味深い使い方として、ガンを暖めて殺すという「ハイパーサーミアー」という療法への応用が研究されている。
充電している機器が熱を持つのはガジェット好きなら馴染み深い現象だと思うが、あの効果(というか副作用)を応用してやろうという技術だ。
ガンの病巣に機器を埋め込んで、体外から電力を送ることで体内の一部だけを加熱できるという仕組みである。
人での臨床応用はまだだが、既に舌癌、皮膚ガンで動物実験の段階まで来ているそうだ。

今後、もっともっと非接触充電が普及して、我々ガジェット好きをケーブルの呪縛から開放してくれることを切に願うところだ。

忌まわしきケーブル!

忌まわしきケーブル!






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