ドナドナされた新しいThinkPad X1 Carbonの顛末

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もう眉毛はビショビショ

今年の3月に購入した「新しいThinkPad X1 Carbon」。
動画のエンコードやゲームなどで酷使したのが悪かったのか、あっさり逝ってしまった。

それはもう解りやすい壊れっぷり

それはもう、わかりやすい壊れっぷり

ある日を境に、起動して5分位経つと、画面にノイズが出ると共にブルースクリーンになり強制終了してしまう症状が。
ダメ元でWindowsのリカバリを試すも、症状は変わらず、ある晴れた昼下がり、市場市原のリペアセンターへドナドナされる事と相成ったのである。

そういえば、買う前に新しいThinkPad X1Carbonの特設ページを見るとこうあった・・・

アメリカ国防総省の制定した8項目のMIL規格対応!

アメリカ国防総省の制定した8項目のMIL規格対応!?よくわからないけどスゲェ!

メカニカル衝撃テスト– 高加速と衝撃パルス反復18回以上。
衝撃による機能低下を起こすことなく、利用可能。

落下!

過去の経験則からはにわかに信じがたい

極端な温度テスト– 室温-20°C から 60°C
どんな環境での作業も対応。

うーむ・・・。

これもにわかには信じがたい。

湿度テスト– 室温20°C から 60°Cで相対湿度 91から92%。
湿度や雨が多い環境での作業にも対応。

眉に唾をつけて聞かざるをえない

眉に唾つけて聞かざるをえない

高度テスト– 15,000 フィートでの動作テスト。

ちょっとだけ眉が乾いた

これはまあ大丈夫かな・・

粉塵テスト– 140メッシュのシリカ粉塵に6時間の複数回サイクル。
小さい粉塵の舞う中での作業にも対応。

もう眉毛はビショビショ

もう眉毛はビショビショ

こんなタフなマシンの筈だが、多分運が悪かったのだろう。

さて、サポートに出す前にWebでLenovoのサポートの評判を調べると、目を覆いたくなるような恐ろしい書き込みの数々・・。
そんな風評に一抹の不安を抱えながら、Lenovoサポートに電話したのだった。

連絡をしたのが先週の金曜日。
症状とOSをリカバリしてもダメだった旨を伝えると、すんなり引き取り修理の流れに。
翌日には自宅に佐川急便が引き取りに来てくれた。そのまま東京から千葉のリペアセンターへ。

そして、今日、引き取りから6日目にして手元に戻ってきた。
原因は「システムボード故障」とのことで、修理内容は「システムボード交換」。
拍子抜けするほど迅速に帰ってきて正直びっくりした。
ちなみに、SSDの中身もそのままで帰ってきた。

今のところ症状も解消していて、問題無さそうだ。
今回の故障に対するLenovoサポートへの不満は全く無い。

余談だが、Lenovoのサイトを見なおしたところ、そこには禅問答を彷彿とさせる文字が踊るのであった。

ん?

ん?

!?

!?

まさに、人柱にふさわしい1台である。






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