香港電脳遊戯 5 ~最終章 インフラ考察~

Essay

オレンジの地に、太い明朝体で「緊急停機」の文字。その横にはごついメカニカルボタン。
香港の地下鉄のエスカレーターには、ことごとくこのボタンが付いている。
太明朝体+英語併記+オレンジ、この組み合わせがメカ好きを惹きつけることは、日本の某アニメーションが証明している。
これほど「押してみたい!」感をそそられるボタンは、そうそう無いだろう。
日本のエスカレーターのついているのか、いないのかわからないようなボタンには猛省を促したい。
ぜひ、これと同じボタンをつけるように。

さて、今回の滞在で感じたことは、香港のインフラは日本のそれに比べてごつくて、ダイナミックだということ。

エスカレーターに引き続き、現金輸送車はこんな感じである。


GTAか!

救急車も音、外観ともにメカメカしくてカッコよかった。


インフラとはいえないかもしれないが、ピクトグラムもダイナミックである。

非常口の標識のヒトも、逃げっぷりがすごい。


日本比3倍速(筆者調べ)

また、香港の人は極端に転倒を恐れている※らしく、いたるところにこの看板がある。
滑る人が、生き生きと躍動感をもって描かれている。


ズコー

※エアコンの排水や、スコール等で床が濡れやすいかららしい。

香港を発つ日、見ることが出来た2重の大きな虹のアーチ、そして海を行く船も実にダイナミックなのであった。

~おわり~






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