iOS7から新しく追加された機能、「近くで人気のアプリ検索」。
この機能、使い方によってはその街ごとの特徴が見つけられて面白いんじゃ?・・っというわけで、山手線をぐるり一周してきた。
ルールは簡単。山手線が各駅に止まったタイミングで、「近くで人気」のアプリを検索するという寸法。
朝から気持ちよく晴れ渡った三連休、キャッキャウフフするカップルや幸せな家族連れでいっぱいの山手線。
かたや、各駅ごとにアプリのダウンロード画面のスクリーンショットを撮るおっさん。
これぞ格差社会というものだろう。
そんなこんなで回った山手線29駅。まずは調査結果の総括を見ていただこう。
ものすごくザックリ分けてみた。恵比寿と上野が特に異彩を放つ。
なかなかカオスなマップだ。(何だか小学生の自由研究っぽい)
ではここから各駅ごとに細かく見ていこう。
(「山手線?そんなローカルなネタどうでもいい!」という人はこちらへ!
→とりあえずペンタゴン!情報機関別人気アプリ調べ)
日本初(たぶん)「近くで人気のアプリ検索!山手線一周ツアー」の記念すべき出発地となったのは、品川。
日本の駅の中で、最も古い駅の一つ。この無意味な調査をスタートするにあたり、実にふさわしい駅だ。
●品川駅
新幹線の停車駅ということもあり、新幹線関連のアプリが目立つ。質実剛健な感じのお固い駅だ。
●田町駅
FXアプリと2chブラウザが上位を占める。駅周辺には金融機関も多いし、なかなかきな臭い感じだ。「市場操作」という単語が脳裏をよぎる。
●浜松町
小便小僧が日夜、撒き散らしているカオスなホームが特徴の浜松町。
本題とは関係ないが、紹介しておこう。
異彩を放つ小僧。(毎月コスチュームが変わる)
羽田空港へのモノレールが出ていることもあり、航空系のアプリが上位をしめる。ちゃんと駅ごとに特色が出ている!
●新橋
車のナビゲーショソフトと、飲食店マップが上位に。ザ・サラリーマンの街、新橋らしい。ナビは営業車での外回り用か。
●有楽町
映画館の集まる街だけあって、映画アプリが首位に!
●東京
言わずと知れた東京の玄関口。新幹線アプリが上位を独占。
●神田
内線電話アプリが首位。中小企業の集まる街だけあって、経費節減にも敏感な感じか。
●秋葉原
電気街の意地。ツクモが首位を奪取。2位は某アイドルグループ関連のアプリ。
●御徒町
アメ横にほど近い御徒町。商売あるところ、金の流れあり?ファイナンスアプリが3つランクイン。
●上野
首位は「深海カメラ」!国立科学博物館で「深海 —挑戦の歩みと驚異の生きものたち—」が開催中なのだ。イカのアイコンが異彩を放つ。
以上、山手線ぶらりアプリ検索の旅、前編をお送りした。
後編では「外国」、そして「合コン」の謎に迫ってみよう。