アウトドア&ガジェットが大好きなので、昨年発売された木を燃やして発電できるコンロ、「BioLiteキャンプストーブ」は早速購入。
レビュー記事でも書いたように、調理機としての機能、デザイン、コンセプトは良いが、肝心の発電電圧が安定しないのがちょっぴり残念だった。
先ほどEngadgetを見ていたら、「ろうそくの火と水でUSB給電するミニ発電機 FlameStower、スマートフォンも充電可能」という記事が!
早速目を通すと、ロウソクなどの熱源と、水を用いて温度差で発電するタイプの発電機が出たらしい。
2014年7月追記: ついに入手!レビューはこちら。
「炎と水でスマホを充電!発電ストーブFlamestowerレビュー」
一番目を引くのは、その給電電圧。
通常のノートPCのUSB端子と同等の給電電圧がでるそうなのだ。
BioLiteの場合は、iphoneの充電ができるまで給電電圧が上がるのは炎が燃え盛っているピーク時のみ。
給電量が安定せず、充電できるといっても、「緊急時のバックアップに使えるかな?」くらいの感覚。
もし、このFlameStowerが標榜しているように、ロウソク一本の炎と水で安定的に給電できるのであれば物凄く役に立つガジェットとなる。
ちなみに上の写真のように水を直接熱するわけではないので、温度差を保つための冷水への交換は1時間に1回くらいが目安だそうだ。
国外への配送もOKとの事なので、送料を調べたら10$とのこと、本体合わせて、69.99US$だったので迷わず購入!
(※8/8追記: 現時点では、本体が10$値上がりし、総額79.99$になっている模様)
ちなみにPaypalのアカウントが必要だった。
さて、勢いで注文してから、どんどん実際の使用勝手について冷静に考えるという悪い癖をもっているが、実際の使用シーンについて懸念点が出てきた。
BioLiteは非常によく設計されたガジェットで、火に当たる部分のプラスチックなどには耐熱性の高いものを用い、実際にキャンプで使用した時も、
本体の熱による損傷をほとんど気にすることなく使用できた。
しかし、このFlameStowerの本体の耐久性はどうだろうか。
アウトドアで使用する際は、焚き火でプレートを熱するパターンもあると思うが、火力の制御の難しい焚き火では、外にはみ出た炎に本体が炙られる可能性もある。
特に水を入れるためのカップは可搬性を高めるため、折りたたみ式になっているようである。(シリコン?)
このあたりの耐熱性がかなり気になってくる。
ではコンロ、バーナーを使った際はどうだろうか。
この場合、制御された火力でプレートを効率的に熱することは出来そうだが、同時に調理ができるか?というと甚だ疑問である。
BioLiteキャンプストーブはあくまでもメインは調理、そして付加機能として発電機能がついていた。
また、僕は持っていないが、ThePowerPotという発電鍋もやはりお湯を沸かす調理機能を担保した上で発電を行なっている。
だが、FlameStowerはあくまで発電に重きを置いたものである。
発電だけのためにアウトドアでガスバーナーのガスを消費するのに抵抗感を持つ人は多いだろう。
実際のアウトドアシーンでこのガジェットがどのような利便性をもたらしてくれるか、まだまだ未知数である。
個人的には非常時、電源のなくなった屋内でローソク+FlameStowerの組み合わせに一番可能性というか存在意義を感じている。
以上、ごたごた書いてしまったが、「人柱」として使い勝手が良かろうと悪かろうと、先進的な道具使いたいがために、秋の野に出る所存である。
発送は秋の予定とのこと。さてキャンプの準備だ!!(手段と目的が逆!)
2014年7月追記: ついに入手!レビューはこちら。
「炎と水でスマホを充電!発電ストーブFlamestowerレビュー」
コメント
[…] 出典ロウソクの炎でUSB給電!FlameStower | AISAKEB.com […]
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