音声検索の幕開けかと思われた一頃のSiriフィーバーもすっかり影を潜め、だれも音声認識の事を話題にしなくなった。
いかに世間の人々が熱しやすく冷めやすいかを如実に示す事例である。
そんな僕ももちろん忘れていた。
ごめんよ・・・Siri。
そんな中、つい先日アップデートされたiOS版Google Cromeに「対話型」の音声質問機能が加わったのだが、
もちろん話題にもなっていない。
音声入力に執着してはや10年。
筆者の音声認識をめぐる過去の確執は、旧ブロクの記事「Siriに存在意義を聞いてみる ~音声認識の未来」を参照されたし。
(誰得?)
さて、最新版のiOS版Goggle Chromeだが、トップ画面でURL入力兼検索欄をタップすると、キーボートの上部にマイクボタンが現れる。
これを押すと、音声での検索画面になる。
ここで、調べたいことをしゃべるとChrome版Siriさんが検索結果を画面と音声で答えてくれる。
Siriより一段低い、妙齢の女性の声(失礼)で答えてくれる。
ちなみに同じ質問をSiriさんに聞いたところ残念な結果に・・。
こんなSiriさんだが、時々度肝を抜くような性能を見せつけてくれる。
何故こんな質問をしてしまったのか謎だが(そもそも未婚だし!)、答えられた時は椅子から転げ落ちそうになった。
iOS7からは男性ボイスも加わるというSiri。いま改良すべきはそこじゃないだろ、という無粋なツッコミはやめ、音声入力のますますの発展を祈りたい。