(……きこえますか…きこえますか…モベリオです… 今… あなたの…心に…直接… 呼びかけています…今年は…Google glassを…買っている場合では…ありません…あなたが…買う…HMDは…Oculus Riftでも…ありません…モベリオです…モベリオを…買うのです…モベリオを買うのです…)
今年の1月に突如発表され、ごく一部のガジェット好きを熱狂させたEPSONのヘッドマウントディスプレイ、モベリオ。
先日の記事でバッサリ切り捨てておきながら、なんだかんだで情報をチェックしている。
そして今日、iPhoneやAndroidで操作できるカメラ付きラジコンヘリ、Ar.Droneの公式サイトを見ていたら、
いきなりモベリオが登場したのである。
びっくりして調べてみると、どうやら海外のクールなボーイ(?)がモベリオの先代モデル、BT-100でAr.Droneを飛ばしているようなのだ!
思いもつかなかったが、半透過、両眼HMDを最高に活かす使い方だ!
2つのカメラをドローンに搭載し、左右のレンズに出力する映像を別々にすれば、リアルタイムで3D空撮画像が見られる。
SONYのヘッドマウントディスプレイと違い、半透過型なので、実機を目で追う事もできる。
まさにAR.Drone専用端末と言っても良いのではないだろうか。
はっきり言う。EPSONは販促方法を間違っている。
「米 倉 涼 子 は 家 で モ ベ リ オ で 動 画 を 観 て な い !」はずだ。
この端末を一般の人に訴求することは不可能なのだ。
この想定シーンが、ありえないのだ。
あのファッショナブルなGoogleGlassですら、日常使用についてアメリカで賛否両論の声が湧き上がる中、
日本でモベリオが普及するわけがない。
発想の転換が必要だ。この端末は変態的ガジェットギーク向けとして売るべきなのだ。
めちゃくちゃマニアックな、汗臭さすら漂ってくるようなサイトにすべきだ。
プリンター、コピー機なら米倉涼子でいい。
でもモベリオではだめだ。そもそもマス向けに広告しても絶対に売れない。
例えばAr.Droneのパロット社とコラボして、Ar.Droneとパッケージにして売るとか、アーリーアダプターどころかイノベーターを狙うべき製品だ。
CMもこんな感じでいい。
「サバゲーでモベリオとAr.Droneを組み合わせて無人偵察機として使いたいな」とか、常人離れした人に売るべきである。
そして、そんな人を狙い撃ちにすれば、そこそこ売れるはずである。
「AR.Drone モベリオエディション」とかで併せて10万円くらいのパッケージがあれば、少なくとも僕なら買う。(もちろん付属のシェードは耐BB弾の強化仕様で!)
コメント
[…] モベリオがこの先生きのこるには」より。この左上と右上を融合させた端末が個人的な理想 […]