iPhone4SからXperia Z1に移行し、画面のサイズが3.5インチから5インチへと変わった。
YouTubeの閲覧や、写真撮影時のプレビュー、車載時のナビ等では飛躍的に使い勝手が上がった反面、
「片手持ち」が出来なくなってしまったのが実に辛い。
iPhone4Sの時は、片手で楽々操作が出来たのだが、Xperiaでは両手使い必須となってしまったのだ。
満員電車等、片手しか使えないシーンは5インチスマホの鬼門である。
とくにChromeのブックマークボタンは右上という最悪の位置にある。
もちろん、片手でもつかむ位置を変えれば操作は可能だが、バランスを崩し、落下させてしまうリスクは格段に上がる。
このサイズになってしまうと、もはやタッチパネルだけではなく、視線、贅沢を言えば脳波での操作が待たれる。
現行の端末では、GALAXY 4Sが「スマートスクロール」という機能を搭載しているようで、視線や、端末の傾きなどでスクロール操作ができるそうだが、まだスクロール操作止まりである。
リンクのタップなど他の操作が出来なくてはあまり意味が無い。
最近の端末はそこそこの画素数のインカメラを搭載しているが、このカメラを有効に使ってぜひ実用的な視線操作を組み込んで欲しいと思う。
話は飛ぶが、視線操作についていろいろネットで調べていたら、
以前の記事で紹介したThe Eye Tribeの99$のアイトラッキングセンサーがいよいよ出荷開始のようだ。
日本までの送料を入れても、114$。僕はプログラミングが出来ないのでまだ指をくわえて見ているだけだが、興味有る方にはぜひ人柱となって頂きたい!
また、先日、「アイトラッキング戦国時代。メーカーがこの先生きのこるには?」という記事で、もしこのセンサーでアイトラッキング調査が出来てしまえば、100万円近くするアイトラッキング調査専用機器は淘汰されてしまうのではないかと書いたが、The Eye Tribeの紹介ページを見ると、どうやらアイトラッキング調査用途にも使えそうである。
2014年。いよいよアイトラッキング時代の幕開けかもしれない。