世間ではオリンピック東京招致決定の話題で大騒ぎのようだが、このサイトはそんなものどこ吹く風。
PCにかじりつき、ひたすらガジェットの情報を集める日曜の午後である。うーん健康的!
Leap Motionも一通りいじり倒し、新たなセンサー系ガジェットを求めインターネッツを徘徊していたところ、Leap Motionのさらに一歩先を行くこいつを発見!
今度は、「視線」でPC等を操作できるアイトラッキングセンサー、The Eye Tribe Trackerだ。
重さわずか70g。インターフェイスはUSB3.0。
USBがつながる機器なら、PC、タブレット、と接続先を選ばない。
操作可能距離は、45cm – 75cm。
センサーは赤外線。(Leap Motionと同じ)
精度 0.5°(平均)。空間分解能 0.1°(RMS)。
精度をわかりやすく言うと、ほぼ指先の大きさ(<10mm)くらいの精度で視線の先を特定できる。
また、コンタクトレンズ、ほとんどのメガネを使ったまま問題なく使用できるとのこと。
まだ「製品」の段階ではなく、SDKを含んだ開発キットの段階だが、99$という価格のインパクトは物凄い。
現在、アイトラッキング機器(主にWEBサイトなどでの視線移動調査用)は数百万円することを考えると、
革命的なお値段設定だ。
もちろんSDKでソフトさえ作ることができるなら、この機器での視線移動調査も可能になるだろう。
完全にハンズフリーで使えるので、楽器を弾きながら、PC上の楽譜を視線でめくったり、
キッチンでの調理中、汚れた手で端末を触ること無くレシピを見たり、
その他、電子書籍のページ送りや、ゲームでの使用など、アイデア次第で使い道は様々だ。
詳細は公式の動画で。
残念ながら僕はプログラミングができないので、現時点での購入は断念したが、
日本からの予約注文も出来るようだ。(本体99$、送料15$)
「我こそは!」と思われる人柱の方は、さっそく突撃していただきたい。
後方からラッパを吹いて応援するくらいで良ければ、喜んで力になろう。
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