auのiPhone4Sから、docomoのXperia Z1に機種変してまもなく一ヶ月。
先入観から、お堅いdocomoではシムロック解除なんてもちろん不可能かと思っていたが、
意外や意外、2011年4月以降に発売された機種は、docomoショップに持っていけばSIMロック解除してくれるそうだ。
(iPhone等、不可能な機種もあり)
稀に海外に行って現地SIMを使うこともあるし、(参考記事:香港電脳遊戯 1 ~まずはインフラ整備でござる~)
SIMロック解除が出来る!それも公式で!と聞けば人柱なら居ても立ってもいられない。
人柱魂がウズウズとうずき、早速、docomoショップに乗り込んだのだった。
この軽率な思いつきが、後で致命的な事態を引き起こすとは、まだ知る由もなかったのである・・。
今日訪れたdocomoショップの前には、意味深な銅像が立っている。
「ははーん・・これは通信事業者にSIMロックという宿命を科せられたユーザーが必死に足掻く姿を、シュルレアリスムの手法を用いて克明に描いてドウノコウノ・・・(適当)」と妄想しながら入店する。
店頭での手続きはいたって簡単だ。
今使っているSIMカードを抜き、ロック解除用のSIMを差し込み、お店の端末で店員さんが解除操作をすることで解除ができる。
(身分証明書と手数料3150円が必要。)
なお、手数料は月々の電話代との合算はできず、その場でニコニコ現金払い(クレジットカードも可)する必要がある。なんだかきな臭い。
なお、一回SIMロックを解除すると、再度ロックをかけることは不可能だそう。
SIMロックを解除すると、My docomoの「ご契約内容確認・変更」画面から、PINロック解除コードが見れるようになる。
端末によっては、このコードの入力を求められることもあるようだ。
さて、すんなりシムロック解除は終わり、家に戻った僕はNexus7 2013 LTEモデルを引っ張りだしてきた。
この中に、IIJの格安SIMが入っている。
とりあえず我が家にあるこの格安SIMで、本当にロック解除されているかテストをしてみよう!
そして悲劇が起こる・・・。
「SIMトレイ、出てこないな~、硬いな~」とクリップでグリグリ押し込んだこの穴。
中からシャリっシャリっと音がして、銀色の粉がパラパラ出てきたのだが、「クリップが削れたのかな~」と思いつつも、なおもグリグリ。
そして気づいた。
これ、マイクだったのだ!!!!!!!!!!!!!
もちろん、マイクは逝ってしまった。
冗談のような、本当の話だ。
あのボリュームボタンの形状、どう見てもSIMトレイっ!
あのマイクの穴、どう見てもSIMトレイ出すときに押す穴っ!
しかもクリップがぴったり入るサイズっ!!
そして、最初にSIMに入れたのは家族っ!圧倒的未経験!
Nexus2013を買った方は、くれぐれも注意して頂きたい。
人柱からの親身な忠告である。
最大の問題は、自分のNexus7ではなく、家族のNexus7だと言うことである・・・。嗚呼、なんと謝ろう・・。
本来ならこの後のレビューがメインになるはずだったのだが、もう足が産まれたての子鹿みたいに萎えているので、詳細に書く気力がでない。
簡単に要点だけ書いておく。お許し頂きたい。
・入れてみたのはビックカメラのIIJシム「BICSIM」
・SIMに付属の説明通り、ネットワーク設定をすることでdocomo XperiaZ1でまったく問題なく使える
・BICSIMに入れ替えても、Xperia Z1のフルセグ、FMラジオは使える
・そもそもSIMカードが入っていなくても、Xperia Z1のフルセグ、FMラジオは使える
以上、参考になれば幸いだ。