Leap Motionソフトウェアが大幅アップデート!関節認識や透過計算で超高性能化!

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久しぶりにLeap Motionネタ。

以前、「leapmotionにライバル登場!奥行き検知も可能なCamBoard pico」という記事で、Leap Motionは指が重なったりした時の検知が苦手と書いたが、これを改良する超大型アップデートが来た!

「関節」の概念が付加されたよ!

「関節」の概念も付加されたよ!

新ソフト「Skeletal Tracking Beta」はLeap Motionのデベロッパーページよりダウンロード可能だ。

まだ開発者向けのベータ版なのだが、Leap Motionの使い勝手を飛躍的に高める可能性がある。
まずは、公式の紹介動画は必見だ。

今回のバージョンアップでは、関節の認識能力が向上し、手全体の動きをきめ細かにトレースできるようになっている。
まだベータ版のため、多少のぎこちなさは残っているが、飛躍的に没入感が増している。

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上記の写真でも手のポーズをかなり正確に関節単位で読み取っているのが解る。

既に公開されているサンプルプログラムで、実際に手を動かした際の動画も撮影してみた。

まだ改良の余地はあるが、このまま重なり検知のアルゴリズムがどんどん進化していけば、細かな作業も可能になる可能性がありそうだ。
(現時点だと3DCGなどの操作でも、まだまだマウスの方に軍配が上がる)

このアップデートによる改善で「モノをつかむ、握る」「放り投げる」など多様な動きをディスプレイの内部に伝えられるようになるかもしれない。
例えば、手話の用途での活用、ロボットアームの操作など、多様な使い方が想定できる。

エンターテイメント用途でも、あんなゲームやこんなゲームで”わしづかみ”出来ればな・・と思うシーンも多々ある。(←?)

超音波センサーの付加など、ハードウェア面での改造無しで、ソフトウェアの更新だけでどこまで精度を高めて行けるか注目したい。
ソフトウェア開発者の腕の見せどころになりそうだ。






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