人柱、激おこ!Lenovoサポートにプンプン丸

Essay

 愛用しているノートPC、ThinkPad X1Carbon(2ndG)。
まもなく1年間の保証期間が切れるが、その間に2回マザーボードが逝き、ドナドナされていった過去を持つ。

それはともかく、このThinkpadは買った時から本来プリインストールされているはずのソフトが入っていないという問題児だった。
本来ならば、「Dragon Assistant」というSiriやWindows10のコルタナのように音声でPCを操作できるソフトが入っている。
大不評で瞬く間に姿を消したタッチパネル式のファンクションキーにもこのソフト専用のボタンが用意されている。

エジプト壁画の顔みたいなアイコンがそれ

Dragon Assistantは対話型のアシスタントで、音声でWEBページを検索したり、メールを書いたりなどの操作ができる。(↓)

買った当初は「まあ、どうせあまり使わないだろうし、いいかな・・」と思っていたのだが、買ったガジェットに搭載されている機能はとりあえずひと通り使ってみる、という人柱としての挟持がムクムクと頭をもたげ、昨年の8月にレノボサポートに問い合わせたのであった。

「人柱はこの機能も使ってみたいと思いました」

しばらく経ち、Lenovoサポートから「指定したURLからソフトをダウンロードしてください」との返答が。
ワクワクでインストーラーをダウンロードし、いざダブルクリック!

バァン!(大破)

ライセンスの関係あたりが問題なのか、インストーラーが起動しない。
その旨伝えて調査をお願いしたのが8月の終わり。

そのまま、過ぎていく時間。
夏は終わり、秋も深まり、クリスマスが訪れた。
しびれを切らしてサポートに経緯を聞くと「現在調査中です」とのこと。

そして、年が明け、厳しい冬が終わり、桜が散った。
ふと気づくと、まもなく一年の標準サポート期間が終わる時期。
このまま「もう、サポート期間切れです、サーセン」となるのも気分が悪いので、本日再度サポートに電話。
すると・・・。

Lenovoサポート「現在、調査中です」。

8ヶ月間。8ヶ月もの間一切経緯も報告せずに「まだ調査中」と言えてしまうLenovoさん。
古きよきIBM時代のThinkpadは名実ともに死んだようだ。