古タブレットはキッチン送りでござる!

Essay

ipad (1)

初代iPadが発売されたのが、2010年4月。
つい先日のことだと思っていたのだが、あっという間に3年も経っていた。

3年間使った初代iPad。
最近ではiOSの更新からも仲間はずれにされ、不遇な日々を送っていた。
メモリもCPUも、最近のアプリをヌルヌル動かすにはあまりに非力だ。

いつしかホコリをかぶりかけていたのだが、最近、第一線に復帰した。
そう、レシピ用端末としてだ。

「キューピー3分間クッキング」。一度聞いたら頭から離れない、あのテーマソングの番組。
この番組の料理レシピアプリがとても出来がいいのだ。

クッ○パッドなどを見ていて一番「イラッ」と来るのが、材料「適量」、「少々」などの表現だ。
料理をする際は小さじ、大さじ、計量カップ、キッチンスケールを使わないと気持ち悪い。
(理系の悲しい性だ)

これをレシピと呼ぶのか!?

これをレシピと呼ぶのか!?

こんなレシピを見せられた日には、シンクに材料をぶちまけてカップヌードルで食事だ!

キューピーのアプリは無料にも関わらず、膨大な数のレシピが収録されている。
一部動画コンテンツは月額課金だが、テキストベースのレシピは無料でも全て閲覧できる。
レシピの量・質では無料アプリでトップレベルだと思う。
そして、何より嬉しいのがメニューの作成、監修がプロの先生なので、作り方・分量がキッチリ記載されている事だ。

さて、実際に半年あまりレシピ専用端末としてiPadを使ってみて思ったのは、
タブレットはキッチン専用端末として本当に使い勝手が良いという事だ。

バッテリーが持つので、料理中に画面を常時点灯で1時間くらい使おうが全然気にならない。
そしてちょっとした汚れならサッと拭けるし(国産の防水・防塵のタブレットなら完璧だ)、
少し汚れた手でもそれほど躊躇なく操作できる。
これがMacBook Airだったら、小麦粉が散っただけで大パニックである。

キッチンでレシピを自在に閲覧、そしてアプリ内でキッチンタイマーを使ったりもできる。
魚の捌き方がわからなければ、ブラウザでササッと検索。
耳慣れない食材が出てきても、代用品をささっとその場で検索だ。

古くなり、持て余しているタブレットがあれば是非キッチン用として第2の人生を送らせて上げて欲しい。
日々の食生活、そしてウエストのサイズがちょっと向上すること請け合いである。
(水没にはくれぐれも注意されたし)

食欲の秋、ぜひこのアプリで快適なムシャムシャライフを!
→ 3分クッキング公式アプリ (無料/ iOS,Android,KindleHD)






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