ハンダから立ち上る一筋の煙の先には・・・The fumeFan

Essay
クンカクンカ

最近は、すっかり触る機会が少なくなったハンダごて。

ずっと昔、電子工作に熱中していた時期があった。
タミヤの工作キットに、変なセンサーや豆電球やらを無駄にハンダ付けして遊んだものである。

そういえばタミヤのこれをベースに魔改造した

そんな牧歌的な、小中学生時代は遠い昔。
おっさんとなり堕落した僕は「面倒くせぇ。金出して買っちまったほうが速いんだよ。」と呟きながらAmazonで既成品をポチる日々を送っていた。

しかし、キックスターターを徘徊してふと見つけたプロジェクト。
突然当時の記憶が鮮明に蘇ってきた。ハンダの溶けるあの香ばしい匂いを一瞬嗅いだ気がしたのである。

The fumeFan

kickstarterで現在出資募集中のハンダ付け用便利ツール、「The fumeFan」。
速度調整可能な吸気ファン、フィルター、LEDライト、その他便利ツールの付いた、USB電力駆動のガジェットである。

ラインナップはサイズ別・機能別に4種類。デザインもオシャレな英国産まれの作品だ。

fumefan lite

fumefan medi

fumefan max

fumefan max pro

スペック表は以下の通り。最小サイズのfumefan liteのみLEDが付かない。

既に試作品の動画も見ることができる。

出資額は一番安いLiteで15£(約2500円)、LEDが付いてお手軽なmediで25£(約4300円)など。
日本への発送も可能で、送料は+5~8£(約860~1400円)である。

僕はAmazonに魂を売り、ハンダごてを置いてしまった人間だが、今なをハンダごてを手に第一線に留まっている強者は出資してみるのも面白いかもしれない。
電子工作好きの人へのプレゼントとしても最適かもしれない。

ちなみにキックスターターは出資しても必ず入手できるとは限らないが、既に目標額は達成。プロトタイプも作成されているので、このプロジェクトが成功する可能性は高いと思う。

気になる方はチェックされたし!