髭をめぐる冒険

男が真剣に向き合うガジェット選び第一位は、ひげ剃りでは無いかとふと思った。

昨日、久々に覗いた僕の「ガジェットの墓場」に転がっていた歴代ひげ剃りに目を留めたからである。

我が歴代ひげ剃りに見る、苦悩と葛藤の軌跡(なぜ取っておいたのか・・)

 

嬉し恥ずかし初めてのお髭剃りは父親から貰った安シェーバーである。
まだ、ひよっ子だった頃の薄い髭には必要十分だったのだが、20を超えたころから明らかに髭が濃くなり始め、満足に剃れないような事態になってきた。

ここからひげ剃り最適化の探求が始まったのである。
正直、一生終わりは見えないだろうが、現状での個人的な最適解と妥協解は見えている。

最適解はだれが何と言おうと、この組み合わせ。
「振動するジレットの電動5枚刃でのウェットシェービングでの逆剃り」だ。

しっかりジェルやシェービングフォームで髭を柔らかくしてから、これで逆剃り。
文句なしに一番綺麗に剃れる。

最適解!

ただし、シャワーを浴びながら剃るとか、忙しい朝には何かとハードルが高い。
まだまだ自分の容姿への気配りがあった若き頃はともかく、おっさんになるにつれ哀しいかなその情熱は薄れ、電動シェーバーの誘惑に心惹かれるようになっていったのだった。
そして、社会人生活にも慣れたころ、自動洗浄機能付きのシェーバーを知る。

浮気性

初めて使った自動洗浄機能付きのシェーバーはbraunの機種。
剃り終わったら充電器を兼ねた自動洗浄機に差し込むだけで、洗浄から乾燥まですべてのメンテナンスをやってくれるという、至れり尽くせりの機能を体感。剃り終わった後の快適さもウェットシェービングに近く、それ以来、自動洗浄機能無しのシェーバーは使えなくなってしまった。

愛用すること、数年。
ふと家電量販店で目にしたパナソニックのラムダッシュにあっけなく浮気。
これが大失敗だった。

剃り味、ではない。
自動洗浄機能についての大いなる不満が残ったのだ。

パナソニックの洗浄液は水+除菌剤。
braunはエタノールベースの除菌洗浄液。

洗浄液はどちらもだいたい一月で交換するのだが、パナソニックの水ベースの洗浄液は皮脂汚れに弱いとひしひしと感じる、汚い話で恐縮なのだが洗浄液の交換直前なんて自分のおじさん脂臭が気持ち悪く、一刻も早く洗浄液の交換サインが点灯するのを待ち望むようになる。
対してエタノールベースのbraunは若干清涼さは失われるものの、カートリッジ交換直前まで気分を害することなくシェービングできる。

スペック上は除菌剤を使ったパナもエタノールのbraunも除菌率99%を謳っているが、こんな数値は比較対象にはならない。
どうせ雑菌だらけの顔を剃るのだ。
臭気識別装置かなにかで洗浄後の臭気の強さや質から快適度を数値化してカタログにのせてくれればいい。

そして、今年に入りラムダッシュくんのバッテリーがお亡くなりになると同時に、ブラウンのシェーバーをポチったのである。

イェア!ちなみにダッシュボタンも。。ポチッとすれば洗浄液が届く。

元サヤ、って奴である。浮気してごめん、braun。

ちなみに最近のbraun7シリーズでは過去にあった乾燥機能が省かれている。
これは買ってから気づいた点。
熱による刃や本体の劣化や、洗浄液の蒸発を防ぐためか、はたまたコスト削減のためか。
個人的には一度剃ったら24時間後にしか剃らないので、次のシェービング時には自然乾燥してるので何ら問題ないが、一日に複数剃る人は留意した方がいいかもしれない。

ちなみに僕がポチったのはシリーズ7の7867cc 3枚刃 という機種。

並行して2013年モデルも売られているが、こっちは乾燥機能付きかつ安い。ただし本体が防水でないため、お風呂剃りはできない。

さて、最期に改めて復習しよう。

最適解は「ジレットプログライド(パワー)」
妥協解は「braun7シリーズ」

である。
9シリーズは僕の経済力ではいささか高すぎる。






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