普段はPCの前に座ってカタカタとキーボードを打っている僕も、時々アウトドアに飛び出す事がある。
そんな時はだいたい新しいガジェットを手に入れた時だと思って間違いない。
アウトドアのためにガジェットを買うというよりも、ガジェットを使いたいがためにアウトドアに出ている。
(本末転倒ここに極まれり!)
さて、今年もウィンタースポーツの季節が到来したが、ここ2年くらいずっとずっと気になっているガジェットがある。
一見、普通のゴーグルだが・・
このゴーグル、内部にヘッドアップディスプレイが内蔵されているのだ。
装着すると、1.5m先に14インチのディスプレイ相当の映像が浮かびあがる。
こいつが入っている!
そう。滑りながら様々なステータスが見えるHUD内蔵スノーゴーグルなのだ。
GPS,Wi-Fi,Bluetooth内蔵で、スピード、マップ、友人の位置など様々な情報を表示することが出来る。
スピード
マップ
コンパス
電話等の着信情報
ストップウォッチ
HUD部分はreconinstrumentsというメーカーの製品。
このHUDを組み込んだゴーグルは日本だとオークリーが「Airwave1.5」の名で販売している。
2年前に登場した初代モデルは「Mod Live HUD」というHUDを内蔵していたが、
Airwave1.5は「Snow2」というスペックアップしたHUDを内蔵している。
Mod Live HUD
プロセッサー ARM® Cortex™ – A8 Core 600 MHz
プラットフォーム Android™プラットフォームとRecon HQ™モバイル
容量/メモリー 512 MB
RAM 256 MB
Bluetooth® 2.0Snow2
プロセッサー .TI OMAP 4 dual-core ARM® Cortex™ A9 1.0 GHz
プラットフォーム ReconOS
容量/メモリー 2 GB
RAM 1 GB DDR2 SDRAM
Bluetooth® 4.0
Snow2はスペックが大幅に向上している。
前モデルを買った人はまさに「人柱」である。どうぞ安らかに・・。
Airwave1.5の公式プロモーション動画はこんな感じ。
気圧、ジャイロ、温度等の各種センサーもてんこ盛りでジャンプの分析などもできるようだ。
とにかく、文句なしにカッコいいし、遊び心をくすぐるゴーグルだ。
問題はその値段。5万円オーバーの値段は僕のように年に数回スキーにいくだけのにわかスキーヤーにはちょっと贅沢過ぎる。
ただし僕にはNikonのUP(10万オーバー・・)を買ってしまった前科がある。
まだ油断はできないのである。