昨年購入した、レンズスタイルカメラ、DSC-QX10。
1月の下旬にファームウェアアップデートが予告されたものの、待てど暮らせど登場しない。
ソワソワと落ち着かない日々を送っていたところ、SONYのグローバルサイトには既にアップデートファイルが上がっているとの情報が!!
※ 1/31追記: 日本公式サイトにも来た。ドMの方以外はこちらから!
アップデートファイルが目の前にあるのに、日本のサイトにアップされるのを待つ?
冗談じゃない。
アップデートファイルがあるなら、ぶち込むまでだ。
人柱上等。早速、ダウンロード&インストールを開始した。
つい先日、Nexus7のマイクを破壊した惨事が脳裏をよぎり、USBケーブルを繋ぐ手も震える。
その心境はさながら最前線に立つ兵士のそれである。
ダウンロードしたアップデートファイルを起動すると、インストール画面はちゃんと日本語で出てくる。
ここまで出来ているのに、日本のサイトに載せないのが解せない。SONYよ仕事しろ。
さくさくっと、インストール終了。
(ちなみに、インストール中にカメラのシャッターを押すなど、変則的な操作を求められるのできっちりダイアログを読もう。)
さっそくXperia Z1と接続してみる。
接続時間が短くなっているかな、と少し期待していたのだが、特に変わらず。
今回の大きな変更点の一つ目はISO感度が手動で変えられるようになったこと。
ISO100~3200まで設定できるようになっている。
試しに部屋の電気を消し、PCモニターの明かりだけの薄暗い環境で手持ちで撮影し、比較してみた。
(写真クリックでフルサイズに)
まずはISO100。
続いて、ISO3200。
ISO100で手持ち撮影でもそこそこブレずに撮れてしまうのが驚き。
ちなみに、このISO感度の設定画面だがぱっと見800が上限に見えてしまう。
指で横にスクロールさせれば3200まで出るのだが、バー横に三角形など続きがあると解るインターフェイスにしたほうが親切だろう。
僕は他の記事で3200までISOが設定できるという前知識が頭にあったが、さもないと見逃してしまったかもしれない。
そして、2つ目の大きな変更点は動画がフルハイビジョンで撮影できるようになったこと。
試しに動画を撮影してみると、ちゃんと1920×1080の解像度となっている。
動画に関しては、散らかった室内を撮影してもしょうがないので、後日改めてレビューしたいと思う。
以上、簡単ではあるが、最前線からのレポートを終わる。
2/2 追記: フルHDで動画を撮影したサンプル↓