男子厨房に入らず・・・
そんな事を言おうものなら、フルボッコ世代として育った僕は、今日も何の躊躇いもなくキッチンに立つ。
料理はむしろ好きな方だ。
化学畑出身の僕は、料理はしっかりと材料を計量し、レシピの手順通りに作らないと気がすまない。
どこかで「料理は科学」なる名言を聞いたのだが、まさにその通りである。
料理というのはレシピ通りに作れば「だれでも再現可能」なものでなくてはならないのだ。
下記のレシピは驚く無かれ、某クッ○パッ○に実際に載っているあるレシピである。
(作成者の名誉のため、料理名はここには記さない。)
材料
はるさめ(又はマロニー・くずきりでもok): 食べたいだけ
豚: 食べたいだけ
卵: 2~3個
キムチ: 食べたいだけ
水: 具がつかるくらい
ウェイパー(中華スープの素): お好みの味になる量
にんにく醤油(又は醤油): お好みの味になる量
きざみねぎ: 適量
コショウ: 適量
僕はこれを読んで、怒りのあまり脳の血管が切れそうになった。
これは無いよセニョリータ!
ちなみに調理のコツ・ポイント欄も秀逸だった。
コツ・ポイント
自分の好みの味付けに仕上げればいいので、失敗なし
口にするのも恐ろしい”某巨大掲示板”には「嫁のメシがまずい」という名物スレがあり、日々旦那の断末魔の叫びが載っている。
ここには「レシピ」という神聖なものをないがしろにした人類への罰が、恐ろしい筆致で描かれている。
閑話休題。
その神聖なるレシピをどうやってキッチンで見るか。
このブログでは、キッチンでレシピをいかに快適に閲覧するかを追求し、
いくつも記事を書いてきた。(わりとしつこいタイプ)
●目指してる、未来がちがう!SHARP謹製「まな板兼タブレット」Chop-Syc!
●「視線」でPCを操作!99$の格安アイトラッキングセンサー
●古タブレットはキッチン送りでござる!
今日しつこく紹介するのは、leapmotionを使ったレシピ閲覧ソリューション。
物理的に何かに触ること無く、レシピを閲覧できる。
まずは動画を見ていただこう。
いかがだろうか。
これは「Allthecooks Recipes」という無料アプリだ。
現在のところ、英語版しか無いが、実にスムーズにレシピの閲覧ができる。
単なる技術デモにとどまらず、実際にキッチンでも使おうと思えば実用に耐えうる出来だ。
しかしleapmotionは今のところ母艦としてPCを使わざるを得ない。
タブレット、その他の機器にワイヤレスで連動できるようになると、ぐっと実用性を増すと思う。
現時点では、まだちょっとリスクが大きすぎるのだ。↓